かけ方いろいろ、コアルーバッグ。

こんにちは、コアルーのチーです

ようこそ、コアルーバッグの池(チー)です。
荷物を運ぶ実用的な道具でもあり、おしゃれアイテムでもあるバッグ(カバン)ですが、持ち方に不便を感じるときはありませんか? 
私はなで肩で肩こりもひどく、出産と育児で大変だった時期に、出かけた先で刻々とシーンは変わるのにその日に選んだバッグの持ち方はなかなか変わらないことに不便を感じ始めました。
数年悩んでいたある日降ってきたように浮かんだアイデアは、日本のたすきとおんぶ紐から授かった、まったく新しい構造でした。
これだ!カバンの「あるある不便」を一気に解決して荷物の多い方、重く感じる方々に「ラク」と「便利」を贈りたい。
私とコアルーの切なる願いを込めました。

カバンのあらゆる不便を一気に解消したい!

日常のお出かけ、お仕事や勉強、買い物、旅行…そんな時あなたはどんな種類のカバンをお使いですか?
私の場合ですが、なで肩のため、肩掛けタイプが苦手です。
手持ちだと手がふさがるので、斜めかけショルダーバッグを選ぶ方も多いのではないでしょうか?
しかし、ベルトが長いと重く感じやすく、少ししゃがむとずり落ちて慌ててしまう。

やはりリュック!?
今度は何かと出し入れのたびに下ろしたりする面倒さ、背中が熱くなる不快感などに苦しむことになるのです。
これら、すべてを根本的に変える方法は無いの?
私は子育てを機に、そこにしつこく疑問を感じるようになりました。

ベルトの構造を変えたらどうか?

その時に着目したのが、ベルトの部分。
とりわけ、斜めかけショルダーバッグとリュックという異なる方向のベルトを一つにまとめる方法は無いかと、求め続けました。
ひらめきは不思議と突然やってくるもので、このアイデアが頭に浮かんだ時の衝撃は一生忘れることは無いと思います。
ショルダーベルトの長い紐の部分を両方に分け、真ん中に渡りをつける。
そしてその渡り(パッド部)は自由に動くことで、いく通りもの掛け方ができる!なんで今までなかったの?あまりのシンプルさに疑問を持つほどでした。

よそ者の発見!

私がこの構造に気づいたのは、二人の子供がまだ小さかった時でした。
妊娠中も仕事を辞めず出産後もハードワークは続いていたので、どうにか知恵と工夫で乗り越えるしかなかった状況だったのです。

ある日、知り合いの実家で目にした、おばあちゃんの「おんぶ紐」使い。
びっくりしました!なんて鮮やかな紐裁き?と、以前ドラマで目にした「たすき」とシンクロして、日本人の知恵に改めて気が付いたのでした。
そしてこれをカバンの紐に応用したのがコアルーバッグであり、コアルーベルト(ストラップ)です。
日本語を勉強しに来日した留学生出身の私は、日本語の素晴らしさのほか、手ぬぐいや風呂敷、あやとりなど、器用で深い日本文化の素晴らしさに惚れていたのです。
もし私が日本人だったら思いつかなかったアイデアかも知れない。
自分もそう思うし、これまで何人ものファンの方に言われた言葉でもあります。
日本に留学にきてこのようなアイデアを発見したことに、心から感謝申し上げたいと思います。

coarooの誕生

特許取得に向けて出願をしたのは、2007 年12 月のことでした。
審査請求の結果、順調に特許取得。
その後の起業、そしてネーミングは、子供を負ぶって木登りするコアラとお腹に子供を抱えるカンガルーを掛け合わせた合成語 coaroo にしました。

数行では語れない苦難あり失敗ありの事業となりましたが、お陰様で非常にリピーターの多いブランド「coaroo」は 2017 年 11 月には吉祥寺の中道通りに専門店を開くことができました。
この特許の構造を利用したカバン(バッグ)の企画から販売までを担いながら、他社とのコラボも手掛けており、直営店やネットショップ、百貨店の限定ショップなどでご紹介しております。

お陰様で実にたくさんの受賞やマスコミ紹介に恵まれました。
中でも印象に残るのは、製品を手掛ける前に応募した発明学会主催、カメラのキタムラさん協賛の「写真ビジネス・アイデアコンクール」での受賞や TASK ものづくり大賞での連続3回受賞、起業直後に取り上げていただいた NHK のまちかど情報室と TX ワールドビジネスサテライト「トレンドたまご」、文具業界誌「ステイショナー」では、何度も取り上げて頂きました。
私と同じ悩みを持っている方々に、ラクになってほしい。
旅行で出かける際に、子どもと荷物との格闘の時に、毎日重い本や書類を持ち歩く人々の、ちょっとした瞬間やいざという時に、すぐに簡単に掛け方を変えられることで、何かのお役に立てたらと願っています。