かけ方いろいろ、コアルーバッグ。

2016/03/10 あゆみ

3.11に想う

まさか薄れることは無いだろうと思う、あの東北地方大震災のことも、
5年という時間の中で少しずつ風化してきた気がします。

でも、コアルーという新しい歴史の中では、決して忘れられないものがあります。
弊社の創立はその前の年の11月10日でした。
創立間もなく、大きな賞をいただいたりマスコミに紹介されたりと。
急な反響で足りない商品を補おうと、急いで工場に発注をかけた直後のことでした。

いうまでもなく、世の中の流れはからっと変わり、売れていたものは売れない、売れなかったものを求められる。人が集まることすら遠慮しがちになっていたし、ビジネスでは営業のしづらいこと、この上ない状態でした。

ましてや、立ち上げたばかりの会社にとっては、致命打もいいとこでした。そんな事情を誰にも分かってもらえず。だって、みんなが右往左往していたから。

でも、こうして5年間コアルーは生き延びることができました!
便利だね、ラクだね、安心だね、良いアイデアだね。
といつもいつも言われていたから。

肩凝っている人から、年を取った方、杖をつき始めた人から、そういうお言葉をいただいたことで、辞めることはできない、やらなければならないんだ!という使命感が芽生えたのです。
人生でそういう気持ちになれたことは初めてでした。

今でも、売る人や作る人に共通して熱弁をはいているのは、ユーザーこそがコアルーの道しるべであることです。
心より感謝申し上げます。
尊いものをたくさん失った出来事だったかも知れませんが、新しい尊いものを生んだ時でもあるんですね。